釜山都市鉄道1号線旧型電動車(色:オレンジ)
国内唯一の6ドア方式で、国内初の中型電車。首都圏の大型電車は車体の長さが20m、幅が3.12mあり、釜山都市鉄道1号線は車体の長さが17.5m、幅が2.75m、屋根までの高さが3.67m。国内初のステンレス鋼製の車体1両にドアが6カ所のため、8ドア方式の他の車両に比べて座席数が多い。内部に設置された監視カメラで運転士が緊急を要する状況に迅速に対処できるようにし。
電気方式は直流1,500Vを使用し、加速度は3.6km/h/s、減速度は常用ブレーキでは3.6km/h/s、非常ブレーキでは4.5km/h/sである。最高速度は80km/sまで運行できる。チョッパ(Chopper)型電動車25両編成の牽引用電動機の形式は直流直巻電動機で、主制御装置はチョッパ方式を使用しており、補助電源装置はGTO素子を用いた停止型インバーターを採用している。改造VVVF(Variable Voltage Variable Frequence)
型電動車9両編成の牽引用電動機の形式は誘導電動機で、主制御装置はVVVF方式を使用しており、補助電源装置はIGBT素子を用いた停止型インバーターを採用している。旧型電動車は272両を保有している。