グリーン成長とは

グリーン成長は、環境と経済の共生を具体化したもの

• 環境を損なうことなく改善する経済成長 　　　　
  • 資源を最大限効率よく活用し、環境汚染を最小限にするエコ効率の追求
• 環境を新しい動力とする経済成長
  • 経済活動の環境親和性を増加させるグリーン技術とグリーン産業の成長動力化

グリーン成長の三大要素

• 堅実な成長をしながら、エネルギーや資源の使用は最小限に抑える
• 同じエネルギーや資源を使用しても、温室効果ガスの排出量など環境汚染の最小化
• グリーン技術とクリーンエネルギーを新成長動力として開発

釜山交通公社の低炭素グリーン成長の推進方向

低炭素グリーン成長の推進現況

• 列車の回生電力
  • 列車停止時に発生する回生電力を電車同士で融通して使用し、余剰電力はインバータを
    介してACに変換。変電所の補助電源や駅舎の動力・照明の電源に使用。
    ☞ 毎年の電力使用量約33,000MWh削減
• 太陽光発電事業
  • 政府の新・再生可能エネルギーの普及・拡大政策に応えるため、民間資本を誘致して日 射条件が良好な湖浦車両基地の建物の屋根に太陽光発電機を設置。 太陽光発展事業の推進
    ☞ 発電規模：1.5MW、年間発電量：1,807MWh(湖浦車両基地)
    ☞ 発電規模：1.7MW、年間発電量：2,048MWh(老圃車両基地)
    ☞ 発電規模：1.0MW、年間発電量：1,205MWh(大渚車両基地)
  • 車両機器その他遊休敷地に太陽光市民ファンドの助成に向けた太陽光発電事業を推進予定。
• プラットホーム熱環境改善事業
  • 都市鉄道の駅、そしてトンネル内で起きている地下水の流出を活用し、都市鉄道の乗り場の冷房システムに適用し電力使用量及び水源の節約(19ヵ所の駅で適用済み)
    ☞ 流出地下水は、トンネル清掃用、駅のトイレの生活用水、フィルター洗浄用、隣接 建物の生活用水、道路清掃用、ヒートアイランド現象の防止、プラットホームの熱環 境改善、河川の水量保全のために1日約7,367トン(利用率：51.21％)の流出地下水を 水源に活用している。
• 都市鉄道内の活用されていないエネルギーを利用した冷暖房システムの開発研究
  • 地下区間の地下水、空気などの活用されていない熱源を回収し冷暖房に適用
  • 微小粒子状物質(PM2.5)集塵システムの開発
• ピーク電力制御によるエネルギー削減
  • 都市鉄道3号線の水電変電所区間で急激な電気使用量増加時、換気装置を一時停止 させ、ピーク電力値を抑えることで電気料金や電気エネルギーを節約。
• 乗用車の曜日制、炭素ポイント制、カーボン・ニュートラルプログラムなど、国の温室効果ガス削減プログラムに参加
• グリーン消費の活性化、緑地環境づくり、クリーン交通や公共交通の活性化に努力(広報など)